猫を見ながら酒を飲み日々思うこと

  日常思うこと、特にメンタル、親子関係、人間関係についてを綴っています。人生を豊かに楽しくすることを探求していきたいです。

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娘が不登校だった話その6 ~娘からのメッセージ~

前回の記事はこちら

www.nekomizake.com

 

初めまして、猫見酒の娘です。
私が不登校だった話を読んでくださった方もそうでない方も、私の不登校に対する思いに少しお付き合いください。

結論から言いますと、私は今楽しく生きています。
勉強とアルバイトの両立は大変ですし、人間関係で悩むことも多々ありますが、生きていて辛くはありません。

 

勿論、楽しく生きようと思うまでにかなりの時間がかかりました。

保健室登校の時期や、中学校に通えなかった時期はそれはもう毎日のように自分を責めました。
母にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

何故私は教室に入れないのか。

何故私は学校へ通えないのか。

単なる私のわがままなのではないかとずっと悩んでいました。

当然、周囲の目は厳しかったです。
母の記事にも書いてあった通り、学校へ行かないとダメだと友人からも言われ、挙句の果てには友人に「私だって教室に行きたくない、勉強したくない、学校に行きたくないのに、来ないなんてずるい」と言われました。

「ずるい」という言葉はあまり好きではないのですが、私からすれば友人のほうがよっぽど「ずるい」と思いました。
なぜなら、私は周りのみんなと同じように教室に入りたくて、勉強がしたくて、学校へ行きたかったからです。

ずるいと言ったあなたには、「あの子が悪口を言っていたよ」「あの子が悪口を黒板の隅に書いていたよ」なんて報告してくる人はいないでしょう?

イベントの飾りつけ係を一緒に頑張ろうねと言ったのに放課後一人置き去りにされ、その中でも必死で母が心配する時間まで学校に居座ってひたすら折り紙を折って教室を飾りつけたのに、勝手なことをするなと次の日の朝にはその飾りがゴミ箱に入っていたことなんてないでしょう?

皆のやりたくない班長を押し付けられ、班長になったからには全力で取り組もうと考え色々な提案をしたのに、ただ「めんどくさい」「そんな責任ある立場はだるい」なんて気持ちで班長を私に押し付けてきたやつらに文句ばっかり言われ、耐えて耐えて耐え抜いていたものが溢れて涙を流した時には「泣き虫だね」なんて、ストレスでお腹が痛くなって少し休んでいたら「サボりたいだけでしょ?」なんて言葉を投げつけてくる無責任なやつらはあなたの周りにはいなかったでしょう?

私は「休んでいることがずるい」と言ったあなたが一番ずるくて羨ましくて妬ましかった。

私はただ「普通」に学校に通って勉強をして友達と遊んで、そんな日々を過ごしていたあなたが一番ずるく見えた。

何故なら、その当時の私はあなたが「普通」にしていることをすることすら許されないくらい追い込まれていたから。

 

今では、保健室登校でもなんとか学校に通おうと試みたことや、中学生の時期にまったく学校に行けなかったことや、満足に勉強もさせてもらえず不自由な思いをしたことも全部、貴重な体験だと思っています。

だからといって、望んでこのような経験をしたわけではありません。

今でも普通に学校に通えていれば、中学生の時にちゃんと勉強させてくれればと思うことは多々あります。


でもまぁ、これはこれでそんなに悪くないです。
通信制で自分のペースで思う存分勉強ができ、アルバイトもして自分の趣味に没頭したり、いろんなコスメや服を買ってオシャレを楽しんだり。

まさか通信制の学校で生徒会のリーダーになるとは思っていませんでしたが、それこそそんなに悪くない、色んな思いを抱えた人とたくさん知り合えて結構楽しいです。


私はもう「普通」に生きていくことを学校側から断たれてしまった人間です。
でも逆に考えれば「普通」ではない、たとえば、思う存分「夢」を追いかけることが出来る人間になれたということです。

小さいころはアイドルになりたい!とかそんな「夢」を大人たちが微笑ましく見ていてくれるものです。
そうだね、きっとなれるよと言ってくれました。
でも、小学校中学校とどんどん成長するにつれ、大人の思う「普通」の型にはめられ「夢」追うことが許されなくなります。

「普通」に進学して「普通」に就職して。

それが間違っているとは思いません。
だってそのほうが将来も安定するじゃないですか。

でも私はその「普通」すら断たれたんです。
だったら好きなだけ「夢」を追いかけます。
きっとこうなる運命だったんでしょう(笑)

そして、私はその「夢」が叶っている自分が想像できます。
人って想像できることは大抵出来ちゃうんですよね。
逆に想像できないことは出来ないというか・・・。

なのでいつになるかは分かりませんが私はきっとその「夢」を叶えます。


「夢」を叶えるためには、苦労は避けて通れない道です。
よく「苦労は買ってでもしろ」なんて言いますけど、誰だって苦労なんてしたくないですよね。
なにもしなくても苦労することだってたくさんあるのに。
同じ苦労なら楽しい苦労がいいじゃないですか。
自分が花開くためにする苦労ならなんとかできそうです。

 

人は生まれてきた時点でもう凄いんです。

あとはどれだけ人生を楽しむかってだけだと思います。
私は自分と他人を傷つけること以外は、好きなことで生きていきたいと思っています。
それまでの経過がどうであろうと私が私であることには変わりありません。

 

もしこれを読んでいてくれている方が同じ境遇の人なら、「自分は生きているだけで凄いんだ」と思ってください。
とても難しいことですが、何とかなります(笑)

これを読んでくれている方が自分の子どもが不登校で悩んでいる人なら、「自分の子どもは生まれてきてくれただけで凄いんだ、この子は生きているだけで素晴らしいんだ」と思ってほしいです。
親が絶対的な立場にある子どもからしてみれば、親からの肯定ほど信頼できるものはありません。


最後になりますが、自分が不登校で悩んでいる方、自分の子どもが不登校で悩んでいる方、人生経験がまだまだ浅い小娘の戯言ですが、少しでもこのメッセージで心が動いてくれていたならば幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。
引き続き私の母、猫見酒を今後ともよろしくお願いいたします。

 

娘が不登校だった話 終わり

 

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