猫を見ながら酒を飲み日々思うこと

  日常思うこと、特にメンタル、親子関係、人間関係についてを綴っています。人生を豊かに楽しくすることを探求していきたいです。

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自分を大切にしてくれる人と一緒に

誰しもが思うことですが、自分を褒めてくれたり大切に扱ってくれる人と一緒にいたいですよね。好き好んで、自分を嫌う人やいじめてくる人と付き合いたい、という人はいないと思います。

自分が大切に扱われると、その相手のことも大切にしようとします。
逆に自分が粗末な扱いを受けると、その相手のことを大切に出来ないどころか、同じ目にあわせてやろう、と負の感情が生まれます。
自分がされたことは、良いことも悪いことも返そうと思う。人として当然の心理です。

私がどうしても理解できないことがありまして・・・。
よく言われる、「いじめられてきた人は、他人の心の痛みが分かる優しい人間になる」というフレーズ。
個人的に、なんて都合のいい解釈をするのだろう、と感じてしまうのです。
人は他人からいじめという攻撃を受けると心に深い傷を負います。悲しみや絶望、自己肯定感が著しく低くなり、そしていじめる相手への復讐心さえ芽生えてきます。そういったマイナスの感情に自分の心が支配されると、今度はそんな感情を抱いた自分に嫌悪感を抱き始めます。どんどん心が卑屈になっていく。負のループです。
そんな辛い思いをしてきた人に対して、「あなたは優しい人なはずですよね?」という他者からの勝手な押し付けはひどく酷なことだと思うのです。いじめというひどい扱いを受け辛い目にあった人に、さらに他人への優しさを強要するのは間違っています。
自分が大切にされなければ、他人のことも大切に出来ません。都合のいい押し付けはやめてほしい、と思います。

よくある「子どもへの虐待の連鎖」も同じだと思います。
自分自身が子どもの頃に親から虐待を受けて育った人は、自分が大切にされてこなかったので、自分の子どもをどう大切にしていいのか分からなくなってしまうのです。

もちろん、いじめや虐待を受けてきた人みんながそうなるわけでなく、自分がされて嫌だったから人にも同じことはしない、と思う人もいます。でも、そのような余裕が無くなってしまうほどに心に負った傷は大きいのです。

日頃の人間関係においても同じことが言えます。
いじめや嫌がらせまでいかなくとも、例えば友人や恋人が自分を都合のいい存在だという扱いをしてくる。そんな相手を大切にしたいと思う人はいません。付き合うことが苦痛になってきます。そういう相手とは距離を置きたくなりますよね。

夫婦関係もそうです。
私の身内の例ですが、私の父親は自分の欲を一番に優先し、一切家族を大切にしてこなかったどころか、家族に貧しい思いをさせてまでギャンブルでの借金や浮気をする人です。母親は洋服一枚、化粧品一つ買えず、夫への不満を募らせてきました(余談ですが、その不満は子どもである私への八つ当たりで発散されていました)。母親自身が夫から粗末な扱いを数十年と受け続けてきたため、現在の母親は夫への恨みを募らせ「死んでほしい」とまで願い、常に文句ばかりを言い、さまざまな復讐をする荒んだ心を持つ人間になってしまいました。
粗末な扱いを受け続けると、自分をも粗末に扱う人間になってしまう、分かりやすい例だと思います。

負の感情を抱えながら生きるのは、とても辛いことです。
「私はこんなに嫌な人間だったのか?」と自分自身を責めることにもつながりますし、自分も他人も大切に出来る余裕を失ってしまいます。
そうならないためには、自分を大切にしてくれない人とは距離を置くのが一番です。友人、恋人、夫婦でしたら「別れ」を選択するのもいいと思います。
こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、付き合う相手は選んだほうが良いです。

ほとんどの方は「自分は優しい人間でありたい。良い人でありたい」と願っていると思います。自らすすんで「他人から嫌われたい」という人はほとんどいないのではないでしょうか。

そのために何より優先するのは、自分自身を大切にすることです。そうすることで他人も大切に出来る余裕も生まれます(ちなみに「自分は相手を大切にしないけど、相手には大切にしてほしい」というのは、ただのわがままです)。相手がよほどの悪人でないかぎり、自分が大切にした相手は、自分のことも大切にしてくれるはずです。
そして、なるべく自分を大切に扱ってくれる人とお付き合いしましょう。そうすることで、自分のことも大切に出来る。心に余裕を持てると、優しい気持ちになることができ、プラスのループが生まれます。
自分のことも相手のことも尊重する。尊重し合う。とても大事なことです。

 

自分も相手を大切に。
そして自分を大切にしてくれる人と一緒に。

そうして生きていくことで、心穏やかに優しい心が持てます。

みんなが幸せに生きていけますように・・・。

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