猫を見ながら酒を飲み日々思うこと

  日常思うこと、特にメンタル、親子関係、人間関係についてを綴っています。人生を豊かに楽しくすることを探求していきたいです。

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苦労と我慢はいいことなのか?

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
私のとってもとっても苦手な言葉です。
苦労すること、我慢し耐えること。なぜか日本ではこれらが美徳とされています。
果たしてそれは本当にいいことなのでしょうか?

結論から申し上げると、苦労も我慢もマイナスにしかなりません。

例えば、子どものころ親が厳しくて欲しいものを何一つ買ってもらえなかった。
親は言います。「我慢は大事だからいろいろ買い与えたくない。耐えることを知ってほしい」と。でもそれも度を超すと、子どもにとってはストレスでしかないのです。周囲の子どもたちが持っているものを買ってもらえない。時にはそれが原因で仲間外れにされたりもします。そうすると子どもはどんどん卑屈な性格になっていきがちです。そして大人になったとき、必ずといっていいほど反動がきます。幼いころ押さえつけられていた物欲が、大人になり自分で稼げる能力がつくと爆発するんです。結果的に物欲をコントロール出来ない大人になってしまう可能性が高いのです。

学校もそうですね。無理やり集団生活を強いられる環境です。しかし、みんながみんな集団生活を好み得意なわけではありません。なかにはもちろん、一人で過ごすのが好きな子どももいます。そういう子にとって学校は苦痛でしかありません。「一人でいたらだめ」「友達をたくさんつくって遊びなさい」。親や教師にそう言われるほど(当人たちは良きアドバイスだと思っている)子どもは「自分はダメな子なんだ」と精神的に追い込まれていきます。それでも「頑張って耐えて学校へ通え」と言われてしまう。
いじめの問題もそうですね。いじめられる子は学校へ行くのが苦しいです。勇気を振り絞って大人たちへ相談します。そうすると「こんなことでくじけていては大人になったら社会で通用しないぞ」「いじめに負けず耐えろ」「この苦労は将来にとっていい経験になる」とまで言われてしまいます。そうすると子どもはもう逃げ道がなくなり、精神的にどんどん追い込まれていきます。この場合もその子が大人になったとき、学校生活のことがトラウマになって、余計に集団生活が苦手になり、なにより他人を信用できない性格になってしまいます。

社会人になっても我慢や苦労を強いられます。職場でのいろいろなストレス。過重労働、パワハラ、セクハラ、人間関係の悩み、ひどいものだと大人になってもいじめがあります。それでも我慢に我慢を重ねて耐えきれなくなり「辞めたい」と言うと、返ってくるのは「最低でも3年は続けないと根性がないと思われ、どこも雇ってくれなくなるぞ」の常套句。ブラック企業だとなかなか辞めさせてもらえず、ストレスが限界に達すると、うつ病になったりもします。

この他にもいろいろな例がありますが、苦労し我慢することは何のプラスにもなりません。それどころか、ストレスが限界を超えると、最悪行き着く先は「自殺」です。生きることそのものが苦痛になるのです。
それでもなお、一部の人たちが苦労と我慢を強いてくるのは本当に不思議な話です。

確かに我慢が必要なこともあります。例えば「物欲」。これに関してはある程度、我慢しなければいけないことがあります。自分の収入に見合った生活ができない、身の丈にあった生活ができない、などということになると借金を繰り返す人間になるからです。それは家族や他人様に迷惑がかかるものですし、これについては耐えることは必要です。

自らすすんで苦労しなくても、生きていればイヤでも苦労することは山ほどあります。それが続くと生きることが辛くなってしまいます。SNSなどを見ていると「死にたい」という感情を抱えている人はとても多いです。我慢し耐えることも度を超すと「生きることが辛くなる」というマイナスな要素にしかなりません。

それならば、せっかくの一度きりの人生、「楽しむ」ことにシフトチェンジしたほうが精神衛生上いいことだと思うのです。苦しみから逃げることは決して悪いことではありません。いえ、むしろ逃げたほうがいいです。「死にたい」という感情を抱えたまま辛い人生を送るよりかははるかにましです。
職場でストレスを感じながら働いているのならば辞めるという選択肢を選んでもいいんです。世の中は想像しているよりはるかに広いので、転職先はいくらでもあります。とにかくストレスから逃げましょう。

何故か「楽しむことは悪」のような考えを持った人が一部いますが、そんな人の意見に惑わされることはありません。楽しく生きることは大変いいことです。
美味しいものを食べて幸せに浸るのもいいですし、趣味に打ち込むのも心を豊かにしてくれます。とにかく積極的に楽しむ方向へ持っていくことが大切です。

苦労は苦労しか生み出しません。そんなものにとらわれる必要はまったくないのです。
「苦労はいいこと」などと見当違いの価値観を持った人の意見は無視しましょう。

人生は苦行ではありません。
人生は楽しむためにあるのです。

嬉しいと思うこと、楽しいと思うことを存分に満喫し、人生をより豊かなものにしたいですね。

今、苦しんでいる方々の心が少しでも軽くなりますように・・・。
「生きることは楽しい」と思えるようになることを願います。

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