猫を見ながら酒を飲み日々思うこと

  日常思うこと、特にメンタル、親子関係、人間関係についてを綴っています。人生を豊かに楽しくすることを探求していきたいです。

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新しいものを受け入れる勇気

私が高校生のころの話なのですが、バイトを始めて給料を貰うようになって銀行のATMを利用し始めたときのこと。ATMの使い方が分からないのか、行員さんに文句を言って困らせている高齢者をよく見かけました。若いながらに「こういう年寄りにはなりたくないなぁ」と感じたものです。

別の話になるのですが、これも若い時分、スノーボードが出始めたころ。今ではオリンピック競技にもなっているウインタースポーツですね。ですが当時のマスコミでは「スノボで怪我人続出!」「スノボは危険!」のようにスノボを批判するニュースが多かったのを覚えています。

また話は変わって、娘が小学生のころ、学校の図書室のボランティアに参加したことがあります。
ある程度の年齢の方なら経験したことがあると思うのですが、昔の学校の図書室で本を借りるとき、貸出カードに名前を記入したり(ジブリの「耳をすませば」に出てくるアレ)、借りた本の場所に自分で作った代本版を入れ替えたり、ということがありました。
書店で買い物をすると分かりますが、「カバーをおかけしますか?」と聞かれたり、本を入れる袋は不透明なものだったり、つまり本はプライバシーの塊なんですね。で、そのボランティア参加時、市内のメインの図書館の司書の方がいらっしゃって、児童たちのプライバシー保護のため、その代本版や貸出カードの廃止と、貸出状況をバーコードで管理するシステムを推奨されたのです。私個人としては素晴らしいものだと思ったのですが、一部の教師からはシステム移行について猛反発を受けました。

インターネットが普及され始めた時も、「ネットは危険」「犯罪の温床」などと批判されたものです。(現実でも危険なことは山ほどあると思うのですが・・・)

現在では、スマホの普及、電子マネーやセルフレジを導入するスーパーが増えたり、確定申告もパソコンやスマホで出来たりと、大変便利な世の中になったなぁ、と感じるのですがこれらも「機械での対応は冷たく人間の思いがこもっていない」などと主に高齢者からは批判されがちです。

私の子どものころは「テレビばかり見ているとバカになる」「漫画ばかり読んでいると頭が悪くなる」などと言われていましたが、今では漫画も日本の立派な文化の一つですし、テレビにいたってはネットの普及に伴ってテレビ離れもみられ、むしろそのテレビを批判していた今の高齢者の世代がテレビしか娯楽がない、という状況にまでなっているような気がします。

高齢者に限らず比較的若い世代でも、新しいものを批判しがちです。
会社などでそれまでのシステムが変わったり、SNSなどでアップデートがあると「前のほうが使いやすかったのに」という言葉は必ずといっていいほど耳にします。

何事も、時代の移り変わりと共にいろいろと新しいツールやシステムも進化していくのですが、出始めのころはなにかと批判されがちなのは何故なのでしょう?
新しいものへの警戒心だったり、それまで自分の常識だったものが通用しなくなっていく恐怖心などを抱くものなのかもしれませんね。

しばらく前のことですが、とある新聞で80代の男性の方が投書されていたのですが、その方は「初めてスマホを持ってみたが、とても便利だ。旅行が趣味なのだがスマホがあるとその場でいろいろな情報を得られるし、これからも上手く活用していきたい」という内容をおっしゃっていました。
このように新しいものを素直に受け入れる柔軟性を持った方もいらっしゃり、私もぜひ見習いたいと思いました。

新しいものすべてが正しいわけでもありませんが、ほとんどのものは時代とともに便利な方向へ向かっています。
始めはどうしても拒絶しがちですが、勇気を出して飛び込んでみると意外とすんなりと慣れるものです。
いろいろ便利になった現代、それらを「分からない」と一蹴し利用しないのは、とてももったいないことだと思うのです。

新しいものをすぐに批判するのではなく、それらをしなやかな心で受け入れ、生活に取り入れ上手に付き合っていく。
そうすることで、これからも続いていく未来を楽しく生きることが出来るのではないでしょうか?
これからもどんどん便利な世の中になっていくのでしょう。今のところ想像できませんが、どんなものが登場してくるのかワクワクしますね。
年齢を重ねるごとに頑固になりがちですが、常に頭を柔らかくし、時代の変化についていきたいな、と思ったお話でした。

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